リバウンドのメカニズム
リバウンドがつきものだといえるのが、急激なダイエットです。
リバウンドという現象は、短期間でダイエットで減らした体重が元に戻ったり、ダイエット前よりも重い体重になってしまうことです。
リバウンドとはどのようなメカニズムで起こってしまうのでしょう。
かなりリバウンドのメカニズムに関わってくる性質が、人間の体が環境に適応するというものだといいます。
食事量をダイエットのためにと減らすと、少ない食事量でも生きていけるよう基礎代謝を低下させるのが、体というものです。
少ないエネルギーで生命活動を行おうとします。
できるだけ摂取したカロリーを脂肪として貯め込もうとするのです。
人間の体は多少の環境変化にも、代謝のメカニズムがあるからこそ耐えることができたといいます。
ダイエットでは逆効果に働いてしまうのが、この代謝のメカニズムです。
中途半端な状態でダイエットを終わらせてしまった時に、リバウンドが起こりやすいといいます。
体が少ない食事量に適応し、エネルギー消費をできるだけ減らしている状態が、中途半端な状態だといえるでしょう。
ダイエット前の食事に、ダイエットを終了させることで戻せば、余剰分として以前より多くのカロリーが体内に貯め込まれるようになり、脂肪としてたまっていきます。
これがリバウンドのメカニズムです。
